目次

  1. はじめに:「繁殖=悪」という風潮への違和感から
  2. 誰かが繁殖しなければ、犬はいなくなるという現実
  3. 保護犬と繁殖犬は、対立ではなく“両輪”である
  4. 「正しい繁殖」とは何か?
  5. 私たちにできること:未来を守る選択をするために
  6. まとめ:Schildkroteの考え方

1. はじめに:「繁殖=悪」という風潮への違和感から

「繁殖はもう必要ない」「犬を迎えるなら保護犬を」
最近、そんな声をSNSやメディアで見かけることが増えてきました。もちろん、保護犬を迎えるという選択は素晴らしいものです。命を救い、新たな居場所を提供するという意味で、とても価値のある行動です。

しかし、その一方で、こうも思いませんか?
「誰かが繁殖しなければ、犬そのものがこの世からいなくなるのでは?」と。
特に、ダックスフンドのような純血種を愛する人にとっては、この疑問は避けて通れないはずです。

本記事では、「誰かが繁殖しないと犬はいなくなる」という一見シンプルな言葉の裏にある、本質的なテーマに向き合います。保護と繁殖は本当に対立するものなのか?そもそも「正しい繁殖」とは何なのか?――ダックスフンドと暮らしたいすべての人に届けたい、未来の犬たちのための話です。


2. 誰かが繁殖しなければ、犬はいなくなるという現実

今、私たちの周りには多くの犬たちがいます。
しかし、そのすべての犬に共通する事実があります。
それは、「誰かが繁殖したから、存在している」ということです。

特に、ダックスフンドのような純血種は、自然交配に任せるだけでは健康や気質の維持が難しく、計画的な繁殖によって“命の質”を守る必要がある犬種です。無計画な繁殖では、遺伝疾患や性格面での問題が現れる可能性が高まり、結果的に犬も人も不幸になってしまいます。

一方で、もし「繁殖は不要だ」という風潮が極端に進めばどうなるでしょうか?
繁殖を担う人がいなくなれば、確実に犬の数は減っていきます。そしていずれ、ダックスフンドのような特定の犬種は姿を消してしまうかもしれません。

命をつなぐということは、単に“増やす”ことではありません。
未来に犬という存在を残していくための「責任ある繁殖」が、今ほど重要な時代はないのです。


3. 保護犬と繁殖犬は、対立ではなく“両輪”である

保護犬を迎えることと、責任ある繁殖を支持すること――この二つは、決して相反するものではありません。どちらも、犬の未来を守るための大切な手段です。

保護活動は「今ある命を救う」ために存在します。
一方で、繁殖は「これからの命を正しく生む」ために存在します。

それぞれが独立した目的を持ちつつも、根底には「命を大切にする」という共通の価値観が流れています。私たちはどちらか一方を選ぶのではなく、両方の重要性を認め、バランスを取りながら犬との共生を考えることが求められているのです。


4. 「正しい繁殖」とは何か?

では、そもそも「正しい繁殖」とは何なのでしょうか?
よくある誤解として、「ブリーダー=悪い」「お金儲けのために繁殖している」というイメージがありますが、それは一部の無責任な繁殖業者の話です。

正しい繁殖には、次のような要素が含まれます:

  • 遺伝疾患のリスクを回避するための親犬の健康管理
  • 性格や気質の安定を重視した組み合わせ
  • 生まれてから育成期まで、社会化を含む適切なケア
  • 引き渡し後も継続的なフォローを行う体制

つまり、「生まれる前」「育てている間」「引き渡した後」まで、すべての段階に責任を持つ繁殖者こそが、本当に犬の未来を守る存在です。

私たちはそうした繁殖者を「トラストブリーダー(信頼できる繁殖家)」と呼びます。
彼らは命を商品としてではなく、“生涯のパートナー”として送り出す覚悟を持って繁殖に取り組んでいます。


5. 私たちにできること:未来を守る選択をするために

ダックスフンドを迎えるという行為は、単に犬を「買う」ことではありません。
それは、その犬を生み出した繁殖の在り方を支持するという、ひとつの選択でもあります。

これから犬を迎えようとしている方は、ぜひ「どんな場所で、どんな人によって生まれ育った犬か?」という視点で選んでください。

そして、すでに犬と暮らしている方にもできることがあります。
それは、周囲の人に「正しい繁殖とは何か」を伝えたり、トラストブリーダーという存在を広めたりすることです。小さな理解の連鎖が、未来のダックスフンドたちを救う力になります。


6. まとめ:Schildkroteの考え方

犬の未来を守るというのは、一人のブリーダーだけでは成し遂げられません。
それを受け取る私たち一人ひとりの“選び方”や“価値観”が、大きな影響を与えます。

トラストブリーダー・Schildkrote(シルトクレーテ)は、
生まれる前の計画・育成中の環境・引き渡し後の関係性を重視した繁殖を行い、
「命の質」を何よりも大切にしています。

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