Contents
【目次】
- なぜダックスフンドの目は“中位のアーモンド型”が理想なのか?
- アーモンド型の目ってどういう形?見分け方とチェックポイント
- 他の目の形とどう違う?丸型・飛び出し型との比較【写真付き】
- 目の形でわかる健康と性格のサインとは?
- 子犬・成犬・老年期で変わる“目の印象”に注目しよう
- 顔立ち・体型・毛色とのバランスで見る“ダックスらしさ”
- よくある質問(FAQ)
- 目の形に“犬種の本質”を見る──スタンダードを守るということ
なぜダックスフンドの目は“中位のアーモンド型”が理想なのか?
犬の目には、さまざまな形があります。その中で「アーモンド型の目」は、世界中の犬種スタンダードにおいて理想とされる形状のひとつです。
では、なぜダックスフンドにおいて「中位のアーモンド型」が理想なのでしょうか?
FCI(国際畜犬連盟) やアメリカンケネルクラブ(AKC)などの公式スタンダードによれば、ダックスフンドの理想的な目の形は「中位(中等大)のアーモンド型」。これは目の大きさと形状が「犬の顔立ちや骨格に自然に調和している」ことを意味します。
アーモンド型の目は、外側に向かってわずかに細くなる楕円形で、程よい引き締まりと奥行きを感じさせるのが特徴です。この形は、ダックスフンド特有の精悍さや知性、そして洞察力のある落ち着いた表情を作り出します。
アーモンド型の目ってどういう形?見分け方とチェックポイント
「アーモンド型って言われても、いまいち分からない…」
そんな方のために、目の形状を簡単に見分けるチェックポイントをご紹介します。
- 丸すぎない(ビー玉のような目ではない)
- 目の両端がわずかにとがっていて、横に広がる印象
- 上下のまぶたに自然なカーブがあり、楕円形に近い
- 目が飛び出しておらず、頭部の骨格とバランスがとれている
特に「中位」という表現が重要で、大きすぎても小さすぎても理想からは外れます。顔の中に自然に収まっており、印象としては「キラキラしているけれど、落ち着いた知性がにじむ」ような目つきが該当します。
他の目の形とどう違う?丸型・飛び出し型との比較【写真付き推奨】
犬の目の形には大まかに以下の3種類があります:
- アーモンド型(理想):楕円形、やや横長、まぶたのカーブが滑らか
- 丸型(やや不自然):目が大きくまん丸で、落ち着きに欠ける印象
- 飛び出し型(要注意):眼球が突出気味で、遺伝的要因や骨格的弱点の可能性あり
丸い目は可愛らしさがある一方、ダックスらしい「落ち着き」や「鋭さ」が失われがちです。飛び出した目は、乾燥や外傷、内反症・外反症など眼病リスクが高まる可能性もあります。
可能であれば、ブリーダーに「ご両親の目の写真を見せてもらえますか?」とお願いし、アーモンド型かどうかを観察してみるのもおすすめです。
目の形でわかる健康と性格のサインとは?
ダックスフンドの目は、健康や性格の“サイン”を映し出す窓でもあります。
- たるみや左右差がある:目周囲の筋肉や構造にアンバランスがある可能性
- 光沢がない/濁っている:栄養不良・加齢・疾患のサイン
- 落ち着きがなく常に目が泳いでいる:環境ストレスや不安定な性格傾向
また、目の形や動きは、親犬の性格や育った環境を反映することがあります。信頼関係が築けている子は、目つきが柔らかく、目をしっかりと合わせてくれるようになります。
子犬・成犬・老年期で変わる“目の印象”に注目しよう
目の形自体は遺伝的にある程度決まっていますが、「印象」は年齢とともに変わっていきます。
- 子犬期:目が相対的に大きく、丸く見えることも多い(成長で引き締まってくる)
- 成犬期:骨格が完成し、もっともスタンダードに近い目の形が出る
- 老年期:まぶたが下がり、表情に“ぼやけ”が出ることもある(病気・加齢による影響)
日々の観察で「目の印象が変わってきた」と感じたときは、ストレスや体調不良のサインかもしれません。
顔立ち・体型・毛色とのバランスで見る“ダックスらしさ”
ダックスフンドの「目」は、単体で評価するのではなく、顔全体・体型・毛色などとバランスよく調和しているかを見ていくことが重要です。
例えば──
- スムースヘアーの子は目がシャープに見えやすい
- ロングヘアーでは毛の流れが目の印象を柔らかく見せることもある
- 黒目・茶目・アンバー系など、目の色味と毛色の調和にも注目すると犬種の完成度が見えてきます
スタンダードとは、「パーツごとの美しさ」ではなく、「全体の統一感と犬種らしさ」が現れていることが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q:アーモンド型じゃないと問題なの?
A:絶対ではありませんが、スタンダードから大きく逸脱している場合は、遺伝構造や健康への影響を慎重に見る必要があります。
Q:目が大きすぎる/小さすぎると何がダメ?
A:大きすぎる場合は外傷リスク、小さすぎる場合は視界や表情の乏しさ、遺伝的疾患の兆候などが懸念されます。
Q:成犬になっても目の形は変わる?
A:骨格の成長により、子犬期と比べて印象が変わることはあります。成犬期で目の形が安定します。
Q:目の形で気性の違いはある?
A:明確な相関はありませんが、目つき(動き・見開き・目線の合わせ方)には性格の傾向が表れやすいです。
Q:飛び出し目の犬は注意すべきことがある?
A:はい。乾燥、異物混入、衝撃によるけが、目薬の使用頻度などに注意が必要です。
Q:目の色(黒/茶/青)に意味はある?
A:スタンダードでは被毛と調和する目の色が好まれます。遺伝的にブルーアイはリスク要因とされる犬種もあります。
目の形に“犬種の本質”を見る──スタンダードを守るということ
犬種スタンダードは「美の基準」ではなく、「その犬種が本来もつ機能・健全性・気質・表現」を次世代へ正しくつなぐための道しるべです。
ダックスフンドの目が「中位のアーモンド型」であるべき理由も、単に可愛らしさのためではなく、その体の構造・狩猟犬としての機能性・性格の表現が目に集約されているからこそです。
目を見て「この子らしさ」が伝わってくる──それこそが、犬種を守るブリーディングの核心ではないでしょうか。
なぜ、賢い愛犬家は「プロが12ヶ月育成した」成犬ミニチュアダックスを選ぶのか?
実は、しつけがうまくいかない原因は、あなたのやり方ではありませんでした。
「生後2〜3ヶ月で迎える」という、日本の常識そのものに無理があったとしたら?
「プロに12ヶ月育ててもらう」という新しい選択肢を、まずは知ってください。




