「ミニチュアダックスの相場って、いくらぐらいが普通なんだろう?」
そんな疑問から情報収集を始めた方にとって、価格の幅広さは驚きかもしれません。ペットショップでは20万円台、ブリーダーでは40万円以上、里親制度では実費のみ──。一体、何がその違いを生んでいるのでしょうか?

この記事では、ミニチュアダックスフンドの価格相場について、基本的な知識から、価格の裏にある「育て方」や「健康の背景」まで、初めて犬を迎える方にも分かりやすく解説します。

また、単なる価格比較にとどまらず、「その犬がどのように育てられてきたか」という視点での選び方についてもご紹介します。安い・高いではなく、“健全に育った子を選ぶ”という視点を持つことで、後悔のない出会いにつながるはずです。

それでは以下に、記事の構成を詳しくご紹介します。

目次

  1. ミニチュアダックスフンドの価格相場は?【まずは全体像から】
  2. 価格が変わる要素とは?どんなことが関係しているのか
  3. 安すぎる・高すぎるミニチュアダックスは大丈夫?
  4. どこで迎えるかで、何がどう違う?【価格だけで決めない視点】
  5. 初期費用とその内訳は?相場だけでなく、迎えた後も見据えよう
  6. 価格よりも大切な「背景」とは?
  7. ミニチュアダックスを迎えるために、後悔しない判断軸とは?
  8. よくある質問(FAQ)
  9. 「相場」よりも大切なこと──トラストブリーダー・Schildkroteの哲学から

1. ミニチュアダックスフンドの価格相場は?【まずは全体像から】

ミニチュアダックスフンドの価格相場は、一般的に15万〜50万円程度と幅があります。
この価格帯は、販売場所や犬の特性、健康状態など、さまざまな要因によって左右されます。

ペットショップでは20万〜35万円ほど、ブリーダー直販では40万円を超えるケースも。
里親制度では譲渡費用のみという場合もありますが、いずれにしても「価格だけを見て判断しない」ことが大切です。


2. 価格が変わる要素とは?どんなことが関係しているのか

  • 毛色の希少性(例:チョコタン、ダップルなど)
  • 性別・サイズ(ミニチュア/カニンヘン)
  • 血統やチャンピオン犬の子であるか
  • ワクチンや健康診断などの管理内容

価格はそのまま「価値」ではなく、「どのように育てられてきたか」を見極める手がかりです。


3. 安すぎる・高すぎるミニチュアダックスは大丈夫?

相場より極端に安い子犬は以下のようなリスクが考えられます:

  • 遺伝疾患の管理が不十分
  • 社会化や衛生管理が不適切
  • 不適切な繁殖や早すぎる引き渡し

逆に、高額な子が必ずしも「安心」とも限りません。価格に対して育成背景やサポート内容が伴っているかを見極めましょう。


4. どこで迎えるかで、何がどう違う?【価格だけで決めない視点】

迎える場所特徴注意点
ペットショップすぐに迎えられる出自・育成環境が不明なことも多い
ブリーダー丁寧な育成と説明が受けられる予約・見学が必要で価格はやや高め
里親制度費用が抑えられる成犬が多く、性格や過去の環境による個体差が大きい

「どこで」よりも、「どう育てられたか」が選択の鍵です。


5. 初期費用とその内訳は?相場だけでなく、迎えた後も見据えよう

犬の本体価格だけでなく、以下のような初期費用も想定しておきましょう。

  • 健康診断・ワクチン:1〜3万円
  • ケージ・トイレ・寝具など:2〜5万円
  • 首輪・リード・食器類:5,000〜1万円
  • フード・ケア用品:数千円〜1万円
  • 登録費用:数千円

さらに、年間の医療・食費・保険なども含めて、「生涯のコスト」で考えることが重要です。


6. 価格よりも大切な「背景」とは?

価格は単なる数字ではなく、その子がどんな環境で育ったかを映す鏡でもあります。

  • 親犬の健康状態
  • 生後8週までの社会化の有無
  • ブリーダーの管理姿勢や飼育密度

こうした「見えない要素」にこそ、犬との暮らしを左右する大切な情報があります。


7. ミニチュアダックスを迎えるために、後悔しない判断軸とは?

  • 「どこから迎えるか」ではなく、「どんな人が、どう育てたか」
  • 「価格」ではなく、「健全さ」で判断する
  • 自分のライフスタイルとの相性を冷静に考える

価格情報を調べるのは大切ですが、その先の暮らしの質に目を向けることが本当に重要です。


8. よくある質問(FAQ)

Q. 相場より安い犬はやっぱり問題があるの?
→ 安さの裏には、育成コストの削減や疾患管理不足が潜む場合があります。

Q. ブリーダーの方が高いのはなぜ?
→ 育成環境・医療管理・社会化への投資が反映されているからです。

Q. 高ければ良い犬というわけではない?
→ 価格と品質が比例するとは限らず、内容の確認が必要です。

Q. どの毛色が高くなる傾向?
→ ダップルやチョコタンなどが高くなる傾向ですが、健康リスクも要注意です。

Q. ワクチン代や登録費は別?
→ 含まれている場合と別途請求される場合があるため確認が必要です。

Q. 分割払いは可能?
→ ショップによっては対応していますが、条件や手数料を確認しましょう。


9. 「相場」よりも大切なこと──トラストブリーダー・Schildkroteの哲学から

ここまで紹介したのは、あくまで一般的な価格相場や判断基準に過ぎません。
しかし、私たちSchildkrote(シルトクレーテ)は「価格では測れない本当の価値」を重視しています。

たとえば、イザベラやブルーといった珍しい毛色は高値で取引されることもありますが、遺伝疾患や皮膚疾患のリスクが高いため、私たちはそのような目的の繁殖は行いません。

さらに、月齢が上がるほど「値下がりする」という社会的な風潮に、私たちは強い疑問を持っています。
社会化やマナーが身についている子ほど、本来は価値が高いはずなのに、手間をかけたことが価格下落の要因になる──それは犬にとっても、迎える人にとっても健全とは言えません。

そして何より、「安い犬を選ぶ」という選択の背景には、犬に必要な育成コストを誰かが削っているという現実があります。
適正な管理・健康維持・社会化のためには、それなりの費用がかかるのは当然です。

私たちは「価格」ではなく、「どんなふうに育てられたか」で犬を選ぶ文化が広がっていくことを願っています。
それは、単なる消費行動ではなく、未来のブリーディング環境を変える一歩になると信じているからです。

  • カニンヘンダックス・ミニチュアダックスで世界No.1として有名になったトラストブリーダー・亀川正敏

    宮城県登米市のドイツ純血ダックス専門犬舎(シルトクレーテ)で、繁殖・育成環境を構築し、24時間/365日を犬を過ごしながら、世界水準のブリーディングを追求。先天性遺伝の排除、骨格構成・性格など「ダックスの犬質」にこだわったブリーディング歴30年超。 日本国内ではJKCのアウトスタンディングブリーダー、ペディグリーアワード、本部展BOBなどチャンピオン多数受賞。国際舞台では、World Dog Show 2017 Leipzig World Best Breeder ML Dachshund、KL Dachshundなど、アジア・ヨーロッパ・世界各地のドックショーで、数々のチャンピオン受賞歴を持つ。 日本基準にとらわれず、世界基準であるFCI(国際畜犬連盟)に忠実な犬づくりを徹底。「本物の美しさと健全性、そして精神性を未来へ継承すること」を使命とする。JKC公認ハンドラー。

なぜ、賢い愛犬家は「プロが12ヶ月育成した」成犬ミニチュアダックスを選ぶのか?

ダックスフント:Dachshund
夜泣き、トイレの失敗、ご近所への謝罪…。 「あんなに頑張ったのに、どうして?」 もし、あなたが過去の愛犬との暮らしでそう感じたことがあるなら、このレポートが救いになるはずです。

実は、しつけがうまくいかない原因は、あなたのやり方ではありませんでした。

「生後2〜3ヶ月で迎える」という、日本の常識そのものに無理があったとしたら?

「プロに12ヶ月育ててもらう」という新しい選択肢を、まずは知ってください。