「うちの子、今のフードの量で本当に合っているのかな?」

そんな疑問を持ったことはありませんか?ミニチュアダックスは小型犬の中でも特に体型に個体差があり、さらに胴長短足という体の構造から、体重の増減が健康に大きく影響します。

この記事では、年齢や体重によって異なる「目安の餌の量」を分かりやすく整理した上で、実際にどのように判断すればいいのか、専門家の視点から丁寧に解説します。

さらに、高栄養設計のフード(例:オリジン)と一般的なフードとの違いや、見た目の量では分からない“質”の視点についても触れながら、「餌の量=数字の正解ではない」理由にも迫っていきます。


Contents

目次

  1. ミニチュアダックスの餌の量はどれくらいが目安?
     ┗ 子犬・成犬・シニアで必要な量はどう変わる?
     ┗ 体重別の1日あたりのグラム数とカロリー目安一覧
     ┗ 1日何回に分けて与えるべき?
  2. 「うちの子、食べすぎ?少なすぎ?」どう判断する?
     ┗ 体重ではなく「体型(BCS)」で見よう
     ┗ 便・毛艶・筋肉など“今の体の状態”を見る視点
     ┗ 季節や運動量でも調整が必要な理由
  3. フードの種類で給餌量は大きく変わるって本当?
     ┗ カロリー密度の違いで必要量はこう変わる
     ┗ 一般的なフードと高栄養フード(例:オリジン)との比較
     ┗ 少なく見えても栄養が足りているフードの特徴とは?
  4. 「餌の量=数字の正解」はない?大切なのは“今の子の状態”
     ┗ グラム数やカロリーは“とりあえずの目安”にすぎない理由
     ┗ 定期的な見直しが健康・寿命に影響する
     ┗ 食事の質で変わる毛艶・体臭・体型の変化
  5. よくある質問(FAQ)
  6. トラストブリーダー・Schildkroteの食事設計における哲学

1. ミニチュアダックスの餌の量はどれくらいが目安?

子犬・成犬・シニアで必要な量はどう変わる?

成長や代謝に応じて、必要な栄養量とフードの量は大きく変化します。

  • 子犬(〜1歳):成長のためのエネルギーが多く必要。消化器官も未発達なので、1日2〜4回に分けて与えるのが理想です。
  • 成犬(1歳〜7歳):安定期に入り、体重・体型に応じた管理が必要になります。活動量によっては調整が必要です。
  • 老犬(7歳〜):代謝が落ちてくるため、同じ量を与えていると太りやすくなります。運動量に応じて減らす必要があります。

体重別の1日あたりのグラム数とカロリー目安一覧

あくまで一般的なドライフード(360kcal/100g)を基準にした場合の目安です。

体重給与量(g)カロリー(kcal)
2kg約48g約173kcal
3kg約64g約230kcal
4kg約80g約288kcal
5kg約95g約342kcal
6kg約110g約396kcal

※フードによって栄養密度が異なるため、メーカー記載の給与量も参考にしてください。

注:私たちはカロリーという基準を「正解」とは考えていません。しかし一般の方にとって分かりやすい指標であるため、ここではあくまで便宜的な目安として掲載しています。

1日何回に分けて与えるべき?

  • 子犬:1日2〜4回(→小さい頃は3〜4回が基本だが、2回に減らしていく過程がある)
  • 成犬:1日1〜2回(→1回でも消化や生活リズムに合っていれば問題なし)
  • 老犬:食が細くなる場合は2〜3回に分けた方が負担が少ない

2. 「うちの子、食べすぎ?少なすぎ?」どう判断する?

体重ではなく「体型(BCS)」で見よう

BCS(ボディ・コンディション・スコア)を使って、視覚と触診で体型をチェックするのが基本です。

  • スコア3(理想):あばらに軽く触れ、腰のくびれが見える
  • スコア2以下(痩せ):あばらが浮き出ている
  • スコア4以上(太り気味〜肥満):あばらが触れにくく、腰のくびれがない

便・毛艶・筋肉など“今の体の状態”を見る視点

  • 便の状態:適量ならほどよい硬さ。多すぎるとゆるく、少なすぎると硬くなります。
  • 毛艶:しっとり・滑らかなら◎、パサつきは見直しのサイン
  • 筋肉:胸や太ももに張りがあるかをチェック

☑︎ 便の状態と量の関係

  • フードの量が多すぎると:消化しきれずに便がゆるくなります
  • 少なすぎると:便が硬くなり、出にくくなる傾向があります

季節や運動量でも調整が必要な理由

  • 冬は代謝UP → 少し多めでもOK
  • 夏は活動量が落ちる → 減らす方が良いことも
  • 散歩時間や活動量によって個体差が大きいため、“今の生活”に合わせて調整を

3. フードの種類で給餌量は大きく変わるって本当?

カロリー密度の違いで必要量はこう変わる

同じ「100g」でも、フードによって栄養密度は異なります。例えば:

フードタイプカロリー密度(kcal/100g)必要量(体重4kg・成犬)
一般的なフード約360kcal約88g
高栄養設計フード(例:オリジン)約394kcal約80g
超高密度タイプ約420kcal約75g

一般的なフードと高栄養フード(例:オリジン)との比較

  • 「高栄養フード」は見た目の量が少なく不安になるかもしれませんが、それは栄養が凝縮されているためです。
  • オリジンのようなフードは、消化効率・吸収率も高く、筋肉や毛艶の維持に役立ちます。

少なく見えても栄養が足りているフードの特徴とは?

  • 便がしっかり出る
  • 毛艶や筋肉の張りがある
  • 元気で表情がいきいきしている

見た目に惑わされず、体のサインを見ることが最も大切です。


4. 「餌の量=数字の正解」はない?大切なのは“今の子の状態”

グラム数やカロリーは“とりあえずの目安”にすぎない理由

  • 体重が同じでも筋肉量や代謝の違いで必要な栄養は変わります。
  • 生活環境(室内飼い・散歩量など)も影響します。
  • 数字は「出発点」にすぎません。観察→調整を繰り返しましょう。

定期的な見直しが健康・寿命に影響する

  • 毛艶が落ちてきた
  • 便の質が極端に悪化
  • 体型が崩れてきた(太った・痩せた)

こういった変化は、食事内容や量の「見直しサイン」です。

食事の質で変わる毛艶・体臭・体型の変化

  • 高品質なフードを使うと、毛艶・体臭・筋肉のつき方が変わります。
  • “質”にこだわることで、ミニチュアダックス本来の美しさと健康を引き出せます。

(次のメッセージでFAQ・哲学パートを掲載します)

5. よくある質問(FAQ)

Q1. パッケージ通りにあげていれば問題ない?

いいえ。あくまで「目安」です。理想体型・平均的運動量を前提としているため、実際には個体差を考慮して微調整する必要があります

Q2. 急にフードを変えたら食べなくなりました。どうすれば?

フードの切り替えは徐々に行うのが基本です(例:7:3 → 5:5 → 3:7)。急な変化は食欲不振につながることも。

Q3. 高栄養フードは量が少なくて不安です…

便・毛艶・元気が保たれていれば、量が少なくても問題ないケースが多いです。見た目より体の反応を優先しましょう。

Q4. 体重は変わらないのに、太って見えるのはなぜ?

体脂肪が増えて筋肉が減っている可能性があります。腰のくびれや胸の張りを触って判断を。

Q5. 食事を残すときの対応方法は?

  • 子犬:様子を見ながら調整
  • 成犬:成犬なら、時間を決めて片付けるのも有効(15分ルール)
  • 継続する場合は体調不良の可能性も考慮
  • 開封から時間が経ちすぎている(酸化やカビの発生などを確認する)

6. トラストブリーダー・Schildkroteの食事設計における哲学

「育てる側の視点で食事を設計する」姿勢

Schildkroteでは、食事を「単なる給餌」ではなく、育成設計の一部と考えます。
理想論に縛られず、その子自身の体質・生活に合わせて量・回数を設計します。

「迎える前から設計された食事リズム」での譲渡

子犬のうちからしっかりと食事のリズムを整え、ストレスの少ない譲渡を可能にしています。
これにより、お迎え後もスムーズに生活をスタートできる体制が整います。

「信頼できる食事」は関係性と生活の質を育む

毎日の食事が、飼い主と犬との信頼を築く時間になります。
「見た目」や「量」ではなく、本当に犬のためになる食事設計を、Schildkroteは追求しています。

  • カニンヘンダックス・ミニチュアダックスで世界No.1として有名になったトラストブリーダー・亀川正敏

    宮城県登米市のドイツ純血ダックス専門犬舎(シルトクレーテ)で、繁殖・育成環境を構築し、24時間/365日を犬を過ごしながら、世界水準のブリーディングを追求。先天性遺伝の排除、骨格構成・性格など「ダックスの犬質」にこだわったブリーディング歴30年超。 日本国内ではJKCのアウトスタンディングブリーダー、ペディグリーアワード、本部展BOBなどチャンピオン多数受賞。国際舞台では、World Dog Show 2017 Leipzig World Best Breeder ML Dachshund、KL Dachshundなど、アジア・ヨーロッパ・世界各地のドックショーで、数々のチャンピオン受賞歴を持つ。 日本基準にとらわれず、世界基準であるFCI(国際畜犬連盟)に忠実な犬づくりを徹底。「本物の美しさと健全性、そして精神性を未来へ継承すること」を使命とする。JKC公認ハンドラー。

なぜ、賢い愛犬家は「プロが12ヶ月育成した」成犬ミニチュアダックスを選ぶのか?

ダックスフント:Dachshund
夜泣き、トイレの失敗、ご近所への謝罪…。 「あんなに頑張ったのに、どうして?」 もし、あなたが過去の愛犬との暮らしでそう感じたことがあるなら、このレポートが救いになるはずです。

実は、しつけがうまくいかない原因は、あなたのやり方ではありませんでした。

「生後2〜3ヶ月で迎える」という、日本の常識そのものに無理があったとしたら?

「プロに12ヶ月育ててもらう」という新しい選択肢を、まずは知ってください。