その他の健康について

椎間板ヘルニアについて
── 予防的に「ならない体」をつくる

ダックスフンドの構造上、背骨への負担がかかることがあるため、椎間板ヘルニアは特に意識すべきテーマのひとつです。
ただし、必要以上に制限するよりも、“なりにくい体づくり”に力を入れることが何よりの備えだと私たちは考えています。

大切なのは「良質な筋肉」と「丈夫な骨」

  • 質の良い筋肉を育てることが、背骨を支える最大の味方になります。
  • そのために重要なのが、高タンパク・高品質のフードです。
  • 加えて、水の質にも注目を。カルシウムとマグネシウムを含む硬水は、骨の強化にもつながります。

良いフード、良い水、そして適度な運動。この循環が、ヘルニアになりにくい体をつくります。

運動は「避ける」ものではなく「整える」もの

  • 腰が心配だからといって、運動を避けるのは逆効果。
  • 健康なうちにしっかり動いて、しなやかで強い筋肉を育てましょう。
  • ジャンプや急な段差などへの注意は必要ですが、正しい運動こそ最大の予防です。

もしなってしまった場合には

  • 安静第一。必要に応じて動物病院で適切な処置を受けましょう。
  • 普段からの体づくりが、万が一のときの回復力にもつながります。

皮膚と耳の健康
── 微生物を味方に、皮膚環境を内側から整える

犬の皮膚や耳は湿気や刺激の影響を受けやすく、外耳炎や皮膚トラブルが出ることがあります。
私たちが今おすすめしているのは、“微生物の活用”による予防ケアです。

  • 善玉菌や発酵由来成分で、常在菌バランスを整える
  • 表面的なケアではなく、トラブルが起きにくい環境そのものをつくる
  • 腸内環境の改善にもつながり、全身の健康を支える基盤になります

製品や使い方は、お迎え時や個別相談でもご案内しています。

歯の健康
── 「歯から体を守る」ためのケア習慣

歯の健康は全身の健康と密接に関わっています。
特に犬歯が抜けると、咬合や顔のバランスにまで影響が及ぶため注意が必要です。

  • お渡し前から歯磨きに慣らす習慣をつけています。
  • 当犬舎推奨の歯磨き粉を使った日常ケアが基本。
  • 歯石や歯周病は内臓疾患の引き金にもなり得ます。

歯磨き方法についての詳細は他ページでも紹介。実地での指導も可能です。

爪・足裏・肛門腺のケア
── 継続が大切。プロとの併用もおすすめ

  • 爪が伸びすぎると、歩行や姿勢に悪影響を与えることがあります。
  • 足裏の毛が伸びると、滑りやすくなり怪我のリスクが高まります。
  • 肛門腺が溜まると、破裂や感染の原因になることも。

ご自身でケアしたい場合は、最初はプロと併用しながら学ぶことをおすすめします。
動画や対面レクチャーも対応可能です。

心の健康
── 心も体と同じように「育てる」もの

犬が穏やかに、のびのびと過ごせるよう、環境や接し方に少し意識を向けてみてください。

こんなことに気をつけてみましょう

  • 甘やかしすぎない(何でも望みが叶うと逆に不安定になります)
  • 遊びや刺激が少なすぎる生活を避ける
  • 日光・風・季節の変化を感じられる環境で暮らす
  • 湿気・カビ・閉鎖空間を避け、空気の流れを意識する

特別なことをする必要はありません。
“自然で豊かな毎日”を積み重ねることが、心の健やかさにつながります。

健康とは、毎日の「質」の積み重ね

犬の健康は、特別な治療や制限ではなく、
食べるもの・飲むもの・動くこと・触れ合うこと──その一つひとつの選び方によって築かれます。

ご不安な点や、もっと具体的に知りたいことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
「正しい環境と関わり方」さえあれば、犬は本来とても健康でタフな動物です。