⑤-3【マッチング】ご縁と調和を見立てる

出会いは、選ぶものではなく、自然に結ばれるもの。


導入

子犬が成長していく過程では、
一頭一頭の個性や気質を丁寧に観察し、
その子がどんな犬に育っていくのかを静かに見守ります。
日々の表情や動き、他の犬たちとの関わりの中に、
その子の未来への“兆し”が少しずつ見えてきます。

お迎えについて考えるのは、ご縁が自然に訪れてからのことです。
マッチングは、お互いが無理なく寄り添える関係を見つけていくような気持ちで行っています。

大切なのは、特別な条件ではなく、
日々の暮らしの中で無理なく調和できること。
人と犬のリズムが穏やかに重なっていく──
そんなご縁を何よりも大切にしています。


理念・考え方

マッチングとは、条件を整えることではなく、
お互いが自然に調和できる関係を見つけることです。

犬を迎えるというのは、暮らしの中に新しい流れが生まれるということ。
その存在が加わることで、家族の時間や意識の向け方も少しずつ変わっていきます。
命を意識する瞬間が増え、同時に穏やかな喜びや安心が日常に広がっていきます。

ご縁とは、出会いの中で少しずつ形づくられていくもの。
私たちは、子犬の個性やご家庭の想いを丁寧に見つめながら、
お互いが自然に寄り添える関係を静かに導いていきます。


実践内容

暮らしのリズムを丁寧に聞く
 家族構成や生活時間、日々の過ごし方を伺いながら、
 その家庭で犬が安心して暮らせるイメージを描きます。
 無理のないペースで共に過ごせることを大切にしています。

子犬の個性を尊重する
 甘えん坊な子、慎重な子、探求心の強い子など、
 それぞれの個性を理解し、その子らしく過ごせる環境を考えます。
 人が犬を“合わせる”のではなく、お互いが心地よく暮らせる関係を探します。

実際に会って確かめる
 対面の際には、子犬の表情や動きを見ながら、
 家族と自然に馴染めるかどうかを静かに見守ります。
 犬が安心していられるかどうか──その穏やかな姿が答えになります。

お迎えのタイミングを見極める
 子犬の心と体の成長を見ながら、
 もっとも穏やかに巣立てる時期を選びます。
 焦らず、安心して新しい生活に向かえることを優先します。

ご縁の後も続く関係
 お迎え後も、SNSやメッセージを通じて成長を共有しながら、
 ゆるやかに繋がっていきます。
 “迎えて終わり”ではなく、“そこから始まる”関係を大切にしています。


シルトクレーテの考え方

私たちは、犬を“所有する存在”ではなく、“共に生きる存在”と考えています。
だからこそ、マッチングも「渡す」「迎える」ではなく、
“調和の中で結ばれるご縁”として捉えています。

大切なのは、完璧な条件ではなく、
お互いが自然体でいられること。
日々の暮らしの中で、心地よく寄り添えること。

ご縁は、作るものではなく、丁寧に育まれていくもの。
そしてその自然な流れを形にしていくことが、
シルトクレーテの役目です。


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ご縁が結ばれたあとは、
その子が安心して新しい環境に向かえるように、
譲渡までの期間を丁寧に整えていきます。

→ ⑤-4【譲渡までの育成】4ヶ月育成の意味


まとめ

マッチングとは、誰かを選ぶことではなく、
自然の流れの中で調和を見つけること

無理をせず、飾らず、
“この子となら自然に暮らせる”と感じられること。
その瞬間に、ご縁が結ばれます。

それは偶然の出会いではなく、
命の流れの中で静かに形づくられていく、ひとつの“必然”なのです。