カニンヘンダックスの失敗しない子犬選び ワン・ポイント・アドバイス

可愛いだけで買ってしまって後で悲しい思いをしないように、以下のポイントにもお気をつけ下さい。

陰睾丸、鼠径ヘルニア(脱腸)はないか

どちらも最悪手術が必要になりますので購入は控えるか手術覚悟で購入して下さい。
こちらも遺伝しますので繁殖には向きません。

骨格構成に異常はないか

骨格構成に異常がある場合も最悪手術が必要になります。後ろ足の異常が特に多く見られ、手術料金はかなり高額になりますので気をつけて下さい。
知識、経験の無いブリーダーの場合、骨格構成の異常に気付かないで販売している場合もあります。

極近親交配をしていないか

親子、兄妹、姉弟での近親交配をしている場合、先天性異常が発生しやすくなり危険です。
近親交配を使いこなすにはその血統についての莫大な情報が必要であり、近親交配で安易に繁殖してはいけません。

危険な毛色ではないか

クリーム、ブルー、イザベラ等、稀少(レア)カラーと言う事で人気がありますが、メラニン色素の影響で体質的に虚弱で、非常に皮膚が弱い事が知られています。
さらにWダップルは聴覚障害、視覚障害、危篤な内臓疾患など様々な形で致命的な影響が出ます。
毛色についての詳しい情報はこちらをご覧下さい。

PRA(進行性網膜萎縮症)の遺伝子検査をしているか

PRAは目の遺伝病です。発症すると網膜が萎縮、変性し、最終的には失明してしまう恐ろしい病気です。
遺伝子検査をする事で発症させないように繁殖する事が可能です。検査をしているブリーダーはまだ少ないのが現状です。
かならず確認してから購入を決めましょう。
PRA(進行性網膜萎縮症)についての詳しい情報はこちらをご覧下さい。